Excel(エクセル)のセルに入力する式内にも、Excel(エクセル)VBA(マクロ)のプログラム内にも記載できる
&演算子があります。
簡単で便利なのでセミナーで式を作成するときに何気なく使っていると、使い方についてご質問を頂くことがあります。
& は文字列を結合して表示するときに使う演算子です。
例えば以下のようにA1に"東京"、B1に"花子"
というデータが入力されている場合に、
C1に =A1&B1 という式を入力すると C1には "東京花子"という文字が表示されます。
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A1 | B1 | C1
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東京 花子 東京花子
C1に入力する式を =A1&B1&"さん" と、修正すると以下のように表示が変わります。
(式中に文字列を入力するときは "" ダブルクォーテーションで囲むというルールがあります。)
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A1 | B1 | C1
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東京 花子 東京花子さん
この使い方をうまく応用しVLOOKUP関数と組み合わせると、複雑なデータのマッチングを行う際にも、ややこしいマクロ(VBA)を作成しなくてもよいことがあります。
またAccess(アクセス)のクロス集計クエリにも応用することができます。
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